2018年7月20日(金)
ネットワーク見学会であしかがフラワーパークに行きました。
あしかがフラワーパークといえば、四季折々の花々を鑑賞できる花のテーマパークです。1年を8つのシーズンに分け、その時期に最も綺麗に咲く花々を鑑賞する事ができます。
その中でも、4月から5月の時期の「藤の花」が全国的にも有名なのではないでしょうか。また、冬はイルミネーション期間となり、2016・2017年には、夜景サミットにて日本三大イルミネーションの一つとして認定されております。
そんな、あしかがフラワーパークも足利流5Sを実践しております。
5Sに関しては、当時の早川社長(現:会長)の理解もあり、導入はすんなりといったようですが、従業員はというと「5S活動は製造業だけのものであり、サービス業には受け入れられないのではないか」という意識が強かったことから半信半疑のスタートであったそうです。
しかし、花はすぐに枯れてしまうため、「花=食品」としてイメージすれば、保管方法やJITの考え方を参考に食品会社同等の取り組みが可能ですし、イルミネーションで使用するLED電球も約400万個もある事から、「電球は切れてないか・すぐに取り出せるか・設置する際に間違えないか」など、その管理方法などは製造業とまるで同じです。
また、サービス業のため、季節によって様々なイベントがあります。そのためイベントで使用する備品に関して「発注、保管」の方法や「催事場(=ライン)の設置、撤去」といった一連の作業は、変種変量が当たり前になった近年の製造業を取り巻く環境と非常に似ていると感じます。
【農機具置き場】ホームセンターの陳列を参考に作成
【販売エリア】直置きだった花は、お客様の手に取りやすい高さに設置




導入当初、「節約」をテーマに始めた5S活動ですが、現在は「(食の)安全性」「お客様の居心地」をテーマに活動されております。また、最近ですと、50名ほど社員が増えた為、5Sを新人教育の手段としても活用しているようです。