8月9日(木)
第8回インストラクター研修を行いました。
午前中は座学です。
「4Sを極める」「トヨタの現場管理」のテキストを使い講義を行いました。
「4Sを極める」
・間違いを許せる職場づくり。大抵の企業の評価制度は、「自分で目標を決めて、上司が評価するシステム」である。間違いを許されない風土があると、間違って減点されるのが嫌なために、達成しやすい目標を設定してしまい、チャレンジする風土が失われやすい。
・余計な事はしない。例えば「ISO」について。ビジネスの本質は「創る→作る→売る」である。ISOがその本質的な企業活動にどのように作用するのか見極めることが重要。
「トヨタの現場管理」
・自動化と自働化の違いについて
・看板方式(引取看板と生産指示看板について)
・サプライチェーンについて
・7つのムダについて
午後からは第3回目の現場研修です。
A、B、Cチームに分かれて受け入れ企業先で現場指導を行いました。
早いものでこの企業訪問指導も今回で最終戦です。
初回から「受入企業がやる気でどんどん5Sが進んでいったグループ」や、「説得に時間がかかったグループ」、「攻め方を変えて5Sを進めていったグループ」と各グループともそれぞれ違うアプローチで5Sを実践してくれました。
5Sを行う事で、「モノが動き」→「人の心が動き」→「人が変わる」という足利流5Sの本質を企業訪問指導というカリキュラムの中で経験できたことは、今後自社で5Sを展開していく上で、きっとよい効果を及ぼすことでしょう。