足利5S学校役員研修会

2018年9月6日~7日の2日間に渡り、

「足利5S学校役員研修会で、役員の方々と事務局を含めた16名、足利5Sを実践している県外の優良企業を見学してまいりました。

宮城県登米市の登米村田製作所です。

登米村田製作所で足利流5Sがスタートしたのは2年前です。近年小型化が加速する電子デバイスの部品を製造している会社です。

迎え入れる玄関から会議室、各製造フロアを案内頂きましたが、その整然とされた職場に役員の皆様も圧倒されておりました。

「ぎっつりTOMの革新5S活動」と称して活動されていて、5S活動を通じた改善提案は活動開始から2年間で500件を超えています。ちなみに「ぎっつり」とは宮城の方言で、「しっかり」とか「きちんと」という意味で、「TOM」は登米村田製作所の略称になります。

現場にある作業台や台車のほぼ全ては、職場に携わる作業者が作成したものです。常に同じ高さでワークを受け取れるようになっていたり、プラコン仕様になっていたりと、作業者にやさしくて効率を重視した作りとなっています。働く人たちの意識の高さが伺える作業現場を拝見させて頂きました。

11月には第4回足利流5Sサミットが開催されます。

足利市で生まれた足利流5Sが、市外を飛び越え、様々な自治体・企業で展開されているのを目の当たりにし、足利流5Sの築き上げてきた成果を確認出来る研修会となりました。