9期後期 第2回インストラクター研修

午前中は、「4Sを極める」(著:木村温彦)というテキストを使用した座学です。以下内容です。

   ・言葉の意味をきちんと理解しよう。会社によって3S活動、5S活動、多なると20S活動と様々あるが、大切な事は、それぞれの言葉の意味をきちんと理解して進める事である。

 ・整頓は難しい。いきなり整頓から入ると、活動が頓挫する可能性がある。

 ・4S活動から得られる効果を知っておこう。代表的な20項目の効果を把握する。

 ・一般的な5Sと足利流5Sの違いについて。足利流5S活動はすべての活動の基礎ではなく、経営を含むすべてすべての活動を包括的に包み込むものという捉え方。

 ・5Sの目的を考えてみよう。誰のために5s活動をするのか。まず自分の仕事がやりやすくなるように活動しよう。その良くなった仕事が結果としてお客様や社会のためになる。順序が大事

 ・トヨタの現場管理

  体系図について

  大きな目標を掲げるのは大切な事であるが、具体的に何をすればよいのか掘り下げ実践していくことが大切である。

そして、午後からはいよいよ受け入れ企業様の元で、実践現場研修です。
インストラクター生は全9名なので、3名×3チームに分かれて、3つの受け入れ企業様のもとで実践の現場研修を行いました。

今回の受け入れ企業3社は、プラスチック部品組立の会社「(株)名照産業」・印刷会社の「(株)山彦印刷」、「足利商工会議所」の3会社です。

インストラクター生は初めて行く会社で、また、自分たちとは違う業種の会社を舞台に「5S」という視点から指導を行う訳です。みなさんきちんと説明できたみたいです。

さて、帰ってからは「まとめ作業」です。指導を終えた後で、その企業の良かった点、気になった点、感想などインストラクター生がリアルに感じた事をポストイットに書き出して、チームとしての意見をまとめます。その後、各チーム10分程度の発表を行いました。