11月15日(木)
第3回インストラクター研修を行いました。
午前中は座学です。
①「4Sを極める」
・整理について、モノの要・不要の見極め方を学ぶ。不要なモノの代表的な項目を15項目挙げ、インストラクター生の職場に何項目当てはまるものがあるかを確認しながら見極める能力を深める。
・要、不要を使用頻度で分けてみる。
・整理は変化そのもの。変化を起こすには、変化を体験し、変化になれ、変化を対応し、変化を起こす。というプロセスが重要であり、これが5Sを通して体験できる。
②トヨタの現場管理
・ジャストインタイムは難しい。トライしてみる価値はあるが、まずはジャストインデイあたりから目指してみるのはどうか。
③スピード整理術
・「捨てると、必ず必要となる」というのは錯覚。
などの項目を抽出して、理解を深めました。
そして、午後からは、5S活動が進んでいる市内企業の工場見学です。
今回は「株式会社 エコアール」さんです。
株式会社エコアールは足利にある自動車解体を主要業務とする会社です。5Sに取り組んだのは14年前からです。長期連休前に「6Sday」という日を設け、その日は業務を停止し、徹底的に5Sを行う時間を取っています。また、6Sアピールシートというものがあり、各職場から上がってくる改善提案に関して、5S委員が評価して、それに応じて最優秀チームに褒賞を与えるという活動も行っています。



工場見学から帰った後は、各グループに分かれてまとめ作業です。まとめ作業も回を追うごとに上手になり、たくさんの気づきが出るようになりました。気づきは質より量。気づいた事はバンバン出しましょう。
最後に、各グループごとに発表です。よかった点、気になった点、全体の感想などを発表します。10名インストラクター生はそれぞれ気づく点が違い、非常に興味深い発表でした。