第5回インストラクター研修

12月13日(木)
第5回インストラクター研修を行いました。

午前中は座学です。

①4Sを極める

 ・整頓とは取り出しやすく、戻しやすくすること。整理、清掃は企業活動が続く限り、ずっと続いていくが、

  整頓はモノがなければ、行う必要がないため、意識的になくすことが出来る作業である。

 ・整頓まで落とし込む改善が必要な部分と、整列でとどめておいた方が良いと思われるケースがある。

  変動品など、数量や種類がたくさんある場合には、整列まででとどめておいても良いと思われる。

   ②トヨタの現場管理

 ・マンアワーとマンパワーを混同しない事。マンパワーは推し量れるものではない。

そして、午後からは、5S活動が進んでいる市内企業の工場見学です。

今回は「株式会社 深井製作所」さんです。深井製作所は自動車の車体構造部品を多く生産しており、金型設計・システム設計・プレス・溶接・組立・各種加工まですべて行います。主な取引先は自動車メーカーとなります。

取引先が自動車メーカーという事で、ジャストインタイムの考え方が生産現場に根付いており、「欲しい時に欲しい分だけ」の在庫しかなく、供給部品在庫においては、8時間分しか持たないというシステムで生産しています。今後、4時間分の在庫減に向けてチャレンジ中です。

今回の工場見学では、「5Sの効果が最も現れた場所」という、大型トランスファープレス機の地下ピットの映像も特別に見せていただきました。

まとめ作業・発表です。

研修生は生産現場のレベルの高さに非常に驚いておりました。