11月8日(木)9日(金) の2日間
足利流5S運動を国内外に発信する「第4回足利流5Sサミット2018」が11月8日と9日の2日間、栃木県南地域地場産センターをメイン会場に開催されました。
1回~3回までとは異なり、「足利流5Sの手法を深く・広く・高く」をコンセプトに行われ、総勢300名の参加を得て国内外に「5Sの街・足利」を発信しました。
オープニングセレモニーは、サミット実行委員の石井社長(株式会社エコアール)の開会宣言でスタートし、主催者を代表して早川慶治郎会頭が挨拶をした後、足利5S学校校長の菊地社長(菊地歯車株式会社)が開催趣旨の説明を行い、経済産業省サービスグループサービス課の柴田様と和泉市長が来賓を代表して祝辞を述べました。




1日目のプログラムでは、足利5S学校の事業紹介を5S学校事務局がした後、市内の企業である、菊地歯車(株)の阿部様、(株)エコアールの島田様、(株)足利フラワーリゾートの二連木様の3名が足利流5Sの進め方について具体例を交え発表していただきました。



その後、足利流5Sを取り入れた東大阪市から「きらめく5S学校」の湯谷友章社長が「足利流5Sを学び東大阪きらめく5S学校設立」をテーマに発表、その後、ユタニ工業(株)の至田様・橋村様が「徹底的な2S活動~とてつもない改善を自らの手で~」をテーマに発表していただきました。


1日目最後は、宮城県登米市から(株)登米村田製作所の名生様・竹内様・五十嵐様が「TOMの5S取組み~ぎっつり十夢の革新5S活動」をテーマに職場で取り組んでいる5S活動を紹介していただきました。

事例発表後は、会場をニューミヤコホテルに移し、懇親会を開催し参加者の交流を図りました。懇親会後は、あしかがフラワーパークのイルミネーションを見学し、1日目のプログラムは終了となりました。

翌2日目は午前中は、11コースに分かれ5S実践現場企業見学会を開催し、足利流5Sを実践している企業・学校・行政機関など見学しました。
午後からは、事例発表で、
アルスコーポレーション(株)の田中様・福元様が「宮崎発!若手社員が5Sで会社風土を変える」

(株)武蔵屋の渡邊陽様・渡邊純様・瀬間様が「お客様に安全、安心を笑顔でお届けする武蔵屋ブランドを目指して」

(株)武蔵屋 渡邊陽様・渡邊純様・瀬間様
小島染織工業(株)の原島様・竹内様が「2Sの実践・片付けをして職場を見直そう」

村田発條(株)の平石様が「村田流5S活動の取り組み 考働集団の誕生」

をテーマに発表して頂きました。
終了後は、5S「Q&Aタイム」とし、5Sインストラクターと参加者との意見交換会が行われた。意見交換会は、菊地校長がコーディネーターを務め、特別アドバイザーとして木村温彦様も加わり、その他には湯沢様(第1期:オグラ金属工業(株))、小宮様(第4期:(株)田部井製作所)、山上様(第5期:クリーンオフィス山上)、駒橋様(第6期:両毛丸善(株))がパネラーとして参加しました。





質問では「5S活動に消極的な社員をどのようにしたらやる気にさせられるか」「社員のモチベーションを長く続けるための対策や5Sの進め方」「計画の立て方や時間の取り方」など職場の課題について意見交換が行われた。
閉会式ではサミット実行委員で足利5S学校教頭の板橋社長(株式会社 板橋製作所)が閉会宣言を行い盛会のうちに幕を閉じました。
