2019年7月24日(水)
5Sネットワーク見学会で埼玉県久喜市にある埼玉キッコーマン株式会社を見学させていただきました。

埼玉キッコーマン株式会社はキッコーマングループの100%子会社として2012年設立。
足利流5Sの「人」に焦点をあてた活動に賛同して頂き、いままで3名の5Sインストラクター生が卒業しています。本格的に5S活動がスタートしたのは2019年2月から。
整理、②清掃、③整列、④整頓、⑤スマイルの5つで、笑顔が絶えない職場環境づくりを目標に「埼玉キッコーマン流5S」活動を行っています。
夜勤や交代勤務が多く、社員同士が言葉を交わす機会が無い環境下でも、一人一人が考え、考働できる集団づくりをしようと日々5S活動に勤しんでいます。
活動内容は
・改善募集やイベント募集
・講習会を開催、社員全員に5Sをレクチャー
・インストラクター研修
・改善ツール(パイプツール)導入
・3月と11月の年2回で気づきメモの中から優秀な提案を表彰。社長賞やスマイル賞で金一封
など、いろいろな取り組みをされています。
食品会社で、国際規格のFSSC22000を取得していることもあり、製造現場は管理が徹底されています。製造現場は交差汚染を防ぐため、衛生区・一般区・肉野菜調味料で別々のエリアから搬入し、受け入れられた材料は段ボールごとエアーを拭き汚れを落とし、開梱。段ボールを製造現場に持ち込まない管理をされています。
また、防虫、防鼠対策として、生ごみに関しても、虫がわかないように冷凍してから排出する事や、社員が製造現場に入る際にも、シューズボックス・出勤服は外用・内用でわけるなど交差汚染が起こらないように管理は徹底しています。
