4月20日
ユタニ工業株式会社にて第55回定例会が行われました。
まずはユタニ工業株式会社代表取締役、ユタニ社長から挨拶があり、現状コロナ禍で様々な行動が規制される中においても、日ごろから各個人ができる5Sを凡事徹底していこうという、激励の言葉をいただきました。

続いてユタニ工業株式会社の発表です。






鉄板加工に必要な治具の整理です。まずは棚全部やろうとしないで、棚の2段分のエリアにターゲットを絞ってから整理したという改善です。また、現状立てて使用しているロール紙ですが、ロール紙を切る際に体制が悪くなり、腰などに負担がある作業がありましたので、パイプを通して横でぶら下げて、作業者の使いやすい高さに変更しようという改善発表でした。

治具などを整理し、空いたスペースをそのままにするのではなく、必要の治具だけが置ける程度に棚を切断して小さく変更してはというアドバイス。どうしてもスペースが開いていると、無駄なものをついつい置いてしまうので、逆に置けないようにしてみてはどうかという提案でした。
続いて、ベル株式会社の発表です。












事務所のレイアウト変更・工具などの収納方法と取り出しやすくする整頓改善・書類の整理・大掃除でしかやらない部分を細分化して年間計画に落とし込むなどの改善報告がありました。1か月でこれだけの5S改善をしてしまうのですから凄いですね。

書類の整理に関して湯谷社長からアドバイス。保管期限が決まっている書類もあるため、使っていないからと言って捨てることはできないが、保管期限が切れた書類をすぐに捨てられるように期限ごとに書類をまとめておいたり、期限を表示することですぐに対応が取れる環境整備をしておくといいのではないかということでした。確かに期限が切れていても、そのまま惰性で保管されている書類はかなりありますので、そうならないような工夫が必要ですね。
発表が終わったら、現場ウォッチング(巡回)です。


湯谷工業株式会社の1F加工場をウォッチングして、改善点を抽出していきました。

最後に問題点・改善点の提案発表です。


各種パッキンの置き場に関して、デッドスペースの活用による収納量の確保・発注のタイミングの見える化などのアドバイスをいただきました。
最後に次回定例会の開催場所である、ベル株式会社の仲本さんからの挨拶で終了しました。
